中古バイクをフリマアプリで売る際のリスクと注意点

フリマアプリを使う上での注意点

最近、個人間の売買でよく使われるフリマアプリ。メルカリやラクマなど、多くのサービスが登場していますね。アプリ内を検索すると、中古バイクの出品も多くみられます。
中には出品してから数分~数十分で売れるものもあって、早く、高く売りたい人にとって魅力的ですよね。
でも、どこの誰だか分からない人に中古バイクを売るのに、リスクやデメリットはないのでしょうか。
この記事では、中古バイクをフリマアプリで売る際のリスクや注意点についてまとめました。
どんな方法でバイクを売ろうか考えている人は、一度チェックしてみてください。

フリマアプリでバイクを売る流れ

廃車手続きをする
バイクを手放したいとき、まずやらなくてはならないのが廃車手続きです。廃車手続きをしないままバイクを売ってしまうと、手元にバイクはないのに税金を払い続けることになります。
バイクに乗らないと決めた時点で早めにバイク手続きを行いましょう。

フリマアプリに出品する

出品前に、バイクの状態が分かる画像をスマホで撮影します。いろいろな角度から複数枚撮影すると、買いたい人が参考にしやすく売れやすいと言われています。傷や破損がある場合には、破損個所もしっかりと撮影して、正直に現状を伝えることが大切です。マイナスの情報を隠したまま販売してしまうと、後になってトラブルにつながる可能性があります。
高く売りたいからといって状態の悪さを隠すのではなく、事実をしっかりと伝えるようにしましょう。
テキストでは、バイクの車種や年式、排気量、引き渡し条件などを入力します。

配送業者を手配する

フリマアプリで売買されたものを配送するとき、宅配便を利用するのが基本ですが、バイクの配送には対応していません。バイクを売った際には、自分で配送業者を手配する必要があります。また、届け先との距離によって異なるため、「出品者が送料を支払う」にしていると後になって負担が増える場合も。バイクなど大型の配送物は送料を考えて、「送料は購入者負担」にして交渉をするのがおすすめです。

名義変更が必要

バイクを第三者に売る際、名義変更が必須です。バイクが売れたとき、購入者が名義変更を進めてくれないと、スムーズに受け渡しができません。事前に名義変更をしてから発送するなど、購入者との話し合いによって進める必要があります。

リスクも踏まえた上で出品を

メルカリやラクマなどのフリマサイトは、売買のシステムは整っているものの、バイクなど大型の物や別途手続きが必要なものについては関与しません。
送料負担や名義変更の手続きでトラブルになると、キャンセルや返品を申し出られるなど、スムーズな取引ができないリスクがあります。
フリマアプリの活用は、上手くいけば買取業者よりも高く売れる可能性はありますが、このようなリスクやデメリットもあります。
中古バイクの出品は、これらを踏まえた上で慎重に行うようにしましょう。