バイクの異音を放置するとどうなる?

バイクのメンテナンス

車と同じように、バイクも定期的なメンテナンスを行い、消耗する部品やパーツを交換しながら利用する乗り物です。
異音がしたら原因を突き止め、適宜部品交換や修理などを行わなくてはなりません。
ちょっと変な音がするだけ…と何もせずに乗り続けていると、思わぬ故障につながってしまいます。

ときには大がかりな修理が必要になったり走行不能になったりと、修理に大きな費用がかかってしまうことも。
予期せぬ事態を招かないためにも、異音が出たらすぐにバイクショップへ連絡するようにしましょう。

バイクの異音を放置するリスク

「バイクに異音が出る」ということは、バイクのどこかに不具合や故障が起きているということです。異音を放置したまま使い続けると、突然ブレーキが利かなくなったりエンジンが停止してしまったりするかもしれません。走行中に大きな事故を招かないためにも、異音は放置せず、すぐに専門家を頼るようにしましょう。

修理や手間が余計にかかる

異音を放置していると、不具合が起こっている部品同士が接触して、正常に動いている部品にまでも影響を与えてしまい、他の部品やパーツが傷んでしまうことがあります。そうなると、結局余計に修理代や時間がかかってしまうケースも多いです。最小限の修理や部品交換で済むように、バイクの異音は放置せず、早めの修復・修理を心がけましょう。

エンジン付近の異音に注意

エンジン付近からの異音の原因にはさまざまありますが、最悪の場合、オーバーヒートを起こしかけている可能性もあります。放置したまま乗り続けていると致命的な故障にまで発展するおそれがありますので注意が必要です。
違和感を覚えたら、まずは冷却水を補充してオーバーヒートを防ぎましょう。そして、一度バイクショップで詳しくバイクの状態を見てもらい、点検してもらうことをおすすめします。

バリバリ音・バタバタ音

タイヤ付近から異音がするとき、考えられる原因のひとつにマフラーが破損している可能性が考えられます。バリバリ、バタバタという音が聞こえたら、マフラーが原因であることが多いです。
放置して乗り続けると燃費が悪くなったりエンジン内部が汚れてしまったりします。
さらに、エンジン内部がすすで汚れたまま乗り続けると、最悪の場合エンジンの焼き付けが起きる可能性もあります。これら異音が聞こえたら、マフラーを修理・交換するなど、なるべく早めに対処するようにしてください。